サーフィンときどき徒然日記

全てのパーリングピープルへ!35歳からサーフィンにどっぷりハマって得たものをつらつらと綴っています。

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サーフィンのテイクオフを加速させる養成マシンをDIY!

毎日海に入れてサーフィンが練習できる環境であればいいのですが、

内陸に住んでいたりするとなかなか海に行くのは難しかったりします。

僕自身は最寄りのサーフポイントまで車で1時間半ほどかかるので、

割と時間に融通の利く自営業とはいえ週に行けて2~3回が限界でした。

それでもとにかくサーフィンがある程度形(サイズがある日もパドルアウトして

波を追いかける一連の動き)になるまでは通おうと1年で100回を目標に

1年間取り組みました。

サーフィンは動きのイメージが固まらないうちは海に入っても何もできません。

海で得たわずかな好感触を持ち帰りイメージする事で、少しづつ

その動きが身についてきます。

ビギナー脱出には陸でのイメージトレーニングが早く上達するには重要です。

何よりもテイクオフ!

安定したライディングをする為にはとにかく安定したテイクオフが必要不可欠です。

フラフラのまま何とか立てたとしても次のアクションへは移ることができず

スムーズでキレのある動きは出来なくなります。

テイクオフを安定して出来る様にすることがその後のサーフィンを

ずっと楽しい物にしてくれます。

ビギナーに多い間違い

ビギナーのうちは多くの場合、比較的波のサイズが小さい日を選んで

練習するとおもいますが小波をうまく取れない人には共通した間違いがあります。

板に乗るポジションが違うとか波とのタイミングが合っていないなどの

ケースもありますが、それが大体合っているのにもう少しで乗れそうで乗れない。

その多くの場合が手を前につきすぎているんです。

パドルして波に押されたと思ってテイクオフの態勢に入ろうとすると

波に置いて行かれてしまう。何度やっても。

手を前につきすぎる事で状態を上げた際に重心がボードの後方に動いてしまい

ボードのテールが沈みます。この状態になるとボードは失速しますので

結果的に波に置いて行かれてしまうわけです。

特にパワーの無い小波の場合はこの動きをするとほとんど波が取れません。

手をつく位置は??

では具体的にどの位置につくのが正解なのかというと、絶対にここ!

という場所はありません。大体の範囲は決まっていますが

その場所はその日の波のサイズや乗っているボードのサイズ、

人間の体型などで微妙に変わってくるからです。

概ね胸の位置からみぞおち辺りの範囲に手がくることが多くこの中でいろいろ試してみることをお勧めします。手の付き方は脇を絞めてという人も多いですが気持ちハの字気味に手をつくのも良いと思います。

テイクオフの動き

手をつく位置は上記の範囲で微妙に変化しますが身体を起こしていく動きには

決まりがあります。失敗の時の様に状態を起こしたとき重心が

テール側へ動いてしまうと失速につながるので状態の起こし方には

少しコツがあります。

状態を引き起こす方向をおでこを斜め上へ向かう感じで引き起こします。

上目遣いした時の視線の方向です。

身体は肩を支点にブランコの様に前方へ振り出す感じで引っ張っていきます。

そして同時にボードを水面方向へ押し込むイメージを持ってみてください。

そうすることで重心が後ろへ移らず、なおかつ身体が前に出てくる反動でテイクオフしながら加速する事が出来ます。

波のサイズがある日は多少この動きをさぼってもテイクオフは出来ますが小波の場合はこの動きが無いと安定したテイクオフは出来ないです。

テイクオフ養成マシンを自作して動作の確認!

テイクオフの動きを床でやってもいいのですが、一番感じ取ってほしい重心の動きは

やはり板の上で、なおかつそれが不安定でないと体感できません。

ですので家のスペース等に余裕がある方はテイクオフ養成マシンを自作して動きのイメージトレーニングをしましょう!マシンと言っても大げさな物ではありません。

 

まず中古のどうでもいいサーフボードを用意します。5~6フィートの物で十分です。

次にオンフィンならフィンを切り取ってください。

次にボードの重心部分を探してその位置に横に1本幅5cm位の木材を

ネジで固定します。

角材でもいいですが床側になる角は丸くしておくとなお良いです。

つまり棒部分を支点にボードが前後にフラフラと傾く様にするわけです。

これを床に置いて上に寝そべりパドリングの態勢をとります。

板の前後が床から離れる、もしくはテールだけが若干床に触れる様な

重心位置がパドリングで移動している時の物です。

ではキャッチしたい波が来たとしてゲットする時のパドリング態勢に入ります。

まずボードをアゴと胸で押してボード前方が床に着くようにします。

海ではこの状態をキープしたままフルパワーの全開パドルです。

さぁ、板が波のパワーをもらって走り始めました、いよいよ

テイクオフ態勢に入ります。アゴと胸で押し下げたノーズの傾きを維持したまま立ち上がってください!

どうですか?小波で波が取れない方はノーズが上がってしまいボードが

床から離れませんか??

安定してボードを加速させながらテイクオフするにはこの板の傾きを

維持したまま立ち上がる動きが陸で出来ないと海ではできません。

この一連の動きをしながら視線を行きたい方向に向ければ

板は簡単に方向を変えて横へと滑り出します。

あまり前へ前へと傾きを意識しすぎるとパーリングの原因になりますし、

ノーズを下げろ下げろと言いますが実際はそこまでノーズも下げません(ややこしいですがこの話は別記します)。

大事なのはテイクオフ中はそういう動きが必要となりその度合いは状況で変わってくる事を身体で覚える事です。

テイクオフから全てが始まる!

僕は今でも初めて綺麗にテイクオフした瞬間を覚えています。

立った瞬間自分の前にはこれからブレイクしてくる白波の無いうねりだけが立ち上がり

自分の後ろから白波が追いかけてきます。

体感した事のない浮遊感と今まで見た事のない角度で海を滑るあの感覚、もう本当にテイクオフの瞬間て最高なんです。

乱暴に言ってしまうと、テイクオフが綺麗に出来る様になればその後のライディングは意外と上達が早いと思います。安定したテイクオフが出来れば尚更に早いです。

イメージトレーニングが出来たら是非海で試してみてください!

 

 

www.2befreedom.com

 

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