サーフィンときどき徒然日記

全てのパーリングピープルへ!35歳からサーフィンにどっぷりハマって得たものをつらつらと綴っています。

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2018サーファー必見サーフィン映画2選!!

サーフィン映画は多々ありますがこの夏個人的にお勧めな映画2つご紹介します!

この夏と言わずいつの夏でも心に響く名作です。

その1 BIG WEDNESDAY

 

 

BIG WEDNESDAYは1979年に日本公開された映画で、サーフィンが好きでない人が見てもググっと引き込まれる青春映画としても非常におすすめできる映画です。

時は1960年代初頭カリフォルニアを舞台にマット、ジャック、リロイという3人の若者を中心とした様々な物語が盛り込まれていて、中でも当時の戦争という時代背景と

それを取り巻くそれぞれの生き方には心に来るものがあります。

物語に登場する主人公3人のうちマットはロングボードの神様ランスカーソン、作中に出てくるベアー(サーフブランドのあのベアーです)はハップジェイコブスがモデルとなっていてこの辺りの背景付けもひも解くととても面白いので興味のある方は是非調べてみてください!

終始サーフシーンがリアル

劇中映し出されるサーフィンシーンはどれもリアルで噓くさい感じはまるでありません。主人公の3人は元々サーフィンをやっていたようですし、また各カットでは当時の名サーファーがサーフシーンの代役をかっている部分もあるようです。

本編最後のほうにはあの神様ジェリーロペスが本人役で出演していますが、

なんでもこの撮影のために本物のサーフィン大会を断って参加したとの話があります。

それくらいこの映画が良い映画になると確信があったんでしょう。

キーマンはベアー!

3人の主人公も大変素晴らしいのですが僕が見ていて良いなと感じたのは彼らの良き先輩役のベアーです。

作品中の事あるごとにスッと出てきて良い仕事して帰っていきます笑

とにかくそういったシーンでの決め台詞に心が奪われます!

かっこいい先輩とそれにあこがれる後輩、そしてまたその後輩に

憧れを抱く後輩と脈々と受け継がれるサーファーの心意気が特に終盤描かれていますので是非じっくりと観ていただきたいです。

劇中車が素敵

時代が1960年代初頭をベースにしているので当たり前ですが劇中で走っている車も

当時のビンテージカーなんですが、どの車もとても雰囲気があってかっこいいです。

また車のメーカーなどもキャラクターとうまく関連付けるような設定で描かれているので車好きな方が観ても楽しめる部分は多いと思います。

その2 LORDS OF DOGTOWN

 

 

個人的に大好きな映画です!

この映画は監督のジョンミリアスが幼少期を過ごしたマリブへのオマージュとして10数年アイデアを温め続けて制作した渾身の映画だったそうで、何十年に1度、水曜日にやってくる大波 ビッグウエンズデーにまつわる話は限りなく実話に近いモノだったようです。

昨今の夏休み限定でボコボコと出てくる安っぽい日本の青春映画とは全く違う当時のリアルなシーンが感じ取れると思います!

 

この映画は一概にはサーフィン映画とは言えないかもしれませんが、現代のストリートでファッションや音楽に多大な影響を与えているスケボーカルチャーがいかに生まれて来たか、その一端を担った若者たちの物語そして実話です。

1970年代ゼファーというサーフショップのプロモーション的な役割をしていたキッズたちその名もZ-BOYS 才能を持つ若者をスタイリッシュに映しそれで一儲けする大人達の汚い一面も垣間見ることができます。

スケボーど素人のキャスティング

細かい話をここで書いてしまうとネタバレになってしまうので話の内容は映画を見ていただくとして、後から知って僕が感心した事としては作品中でZ-BOYSのメンバーの役を演じている俳優陣はサーフィンもスケボーもほぼど素人の状態だったそうで、

この映画の為にメンバーだった当時の本人たちと特訓を行ったそうです。

そして本人たちの雰囲気をも見事に体得しています。

特にジェイアダムズ役のエミールハーシュは本当ジェイそっくりでビックリします!

やっぱり劇中の車たちがカッコいい

当時を映画いている映画全般に共通の事ですがやはり作品中の車たちが本当にかっこいいです。特にサーフショップオーナーのスキップが乗り回すキャデラックが本当にイカしてます。ただ70年代に50年代初期のキャデラックを乗り回しているので然程羽振りは良くなかったのかな?との推測もできます笑

なのでZ-BOYSを結成させて儲けることに必死だったのかもしれませんね。

カメラワークが抜群

2005年の映画なので比較的現代機器を使っての撮影ができたと思いますが、スケボーシーンなどの追い取りはハンディカメラを持った状態でスケボーに乗って撮影していたりとより臨場感のあるものになっています。

 

この作品でメインで描かれているのはやはりZ-BOYSメンバーである若者の話ですが

その中でもバックストーリーとしてショップオーナーであるスキップの再起も巧みに描いてあります。僕は何度も観ているうちにスキップ役であるヒースレジャーの味のある演技に心惹かれました。他の作品も観てみようと調べてみたところ28歳という若さで亡くなっていました。しかも僕と同じ年生まれでなんだか感慨深いものがありました。。とにかく良い演技をしていますので是非チェックしてみてください。

 

現代のエクストリームスポーツがオリンピックの種目にもなるほど熱を帯びていったその背景には、誰よりもクールにスタイリッシュにサーフィンやスケボーに情熱を注いだZ-BOYSのメンバー達のような若者がいて、その若者を利用したショービズマネーの世界が常に隣り合わせでいたんだという事実。相反する二つのことを映画全編を通しての少し荒っぽい画質といい、要所で使われているBGMなどでセンス良くまとめた本当にカッコいい映画です!

 

www.2befreedom.com

 

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