サーフィンの最速の上達方法。よく耳にもしますし、
目にもする謳い文句ですね。
僕自身サーフィンに本腰入れて取り組み始めて丸2年くらいですが
最近ようやくターンがうまくいき始め、先日バックサイドの
カットバックが奇跡的に決まった位のレベルです。
思い起こせばサーフィン始めた当初とにかく上手くなりたくて
色々な本やサイトを見て何か上達のヒントはないかと探索したものです。
ですが正直どのサイトもピンとくるものはあまり無く
これは！ というものはありませんでした。
そしてやっとサーファーと言えるくらいのレベルになりつつある今、
ひとつだけコツを言うとすればそれは
足の裏の感覚を研ぎ澄ます ということです。
ライディングの基本は足の裏から
サーフィンの８割はパドリングなのですが(ここでそれ言うとモトモコモナイデスガ笑)、ここではテイクオフまではスムーズにいったとして
板の上に立った瞬間からの話です。
海にいるときによく目にするのが板の上に立った瞬間に
板だけが走って行ってしまい転んだり、もしくは立ったはいいが
この様なシーン、実際僕も本当に多くてこの瞬間の事をよくよく思い出すと
ある一つの事に気が付くんです。
それは板の上に立ったにも拘らず 足の裏の感覚がゼロ だった事。
これつまりは自分の体重が板に全く伝わっていないと言うことです。
完全な棒立ち状態でおまけに自分で思っている以上に
重心も高くて、不安定な波の上では
いとも簡単に投げ出されてしまいワイプアウト。
当然ですよね。
サーフィンの教則本にはライディングに入った後の上体のフォームや
脚のスタンス、重心の置き方などは詳しく書かれているものが多いですが、
この足の裏に圧力を感じることに関しては
言われているモノが非常に少ないです。
確かにライディングにおいて上半身の先行動作やスタンス、重
心を常に足の間にキープするなどは重要な要素ではありますが、
これは全て足の裏で圧力を感じ続けている事が大前提。
つまり自分の体重を板に乗せられている事が出来ての話なんです。
足の裏で板を押さえつけたり、逆に抜重する感覚が持てなければ
どんなにその上の身体を振ろうがその運動エネルギーは板に伝わりません。
足の裏で板をしっかり踏んでいる感覚を常に持つ事を意識しだすと
自分でも驚くほど板が動いたり加速する感覚を得る事ができます。
大雑把に言ってしまえばこの感覚を持ったまま行きたい方向を見れば
ターンが出来ると言ってもいいと思います。
小難しい上半身下半身の動きはとりあえず後回しにして、
一番シンプルで簡単な
足の裏感覚を是非ブラッシュアップしてください。
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足の裏感覚を研ぎ澄ます方法
海の上でやるよりはるかに効率的で何度でも練習できるので陸上での
練習になりますが、定番はやはりスケートボードです。
スケートボードでも同じですが足の裏でしっかり板の上に
乗っている感覚がないととても不安定で、
板だけが滑って行ってしまう事が起きると思います。
はじめは曲がったりなどせずただまっすぐに板をプッシュして
板に乗ったらゆっくりと屈伸運動をしてみてください。
もちろん海の上でやっているというイメージは忘れずに。
板を曲げようとは思わずただただしっかり板を踏む事に神経を集中します。
余裕が出てきたら板を踏んだ瞬間に進みたい方向を見るようにします。
ここでもやはり無理に身体をこじったりせずしっかり踏んでグッと堪えます。
大切なのは曲がる事ではなくしっかり板を踏んで行きたい方向を
しっかり見ることです。
これを反復練習してその感覚を海へ持っていきます。
おそらくビックリするくらい板が曲がっていくと思いますよ！
またスケボーが無い場合はボードに見立てた細身の板などでも代用できます。
板の上に立って海の上にいると思って同じように屈伸運動します。
とにかく足の裏に圧力を感じる事に集中してください。
僕はジムでフットプレスのマシンを使って、軽めの重量にセットし
自分の後ろ脚になる脚(レギュラースタンスなら右足)を
メインに、波に乗っていると仮定して
重りを動かすという動きをよくやっています。
この練習をよくするようになってから板を動かす感覚が段々とわかってきて、
ようやく先日のカットバックにこぎつけたというわけです。
サーフィンは一見複雑な動きの連続のように見えますが、
ベーシックな部分はかなりシンプルで簡単な動作の連続です。
陸上生活が長いとその感覚が乏しいだけで、
簡単な動きと感覚のコツさえつかむとサーフィンは劇的に上手くなります。
是非是非足の裏トレーニング意識してみてください☆
自作も出来ますがバランスボードはかなりお勧めです！
パドリングのやり方にヒントが欲しい方は
こちらの記事を読んでみてください↓
