サーフィンときどき徒然日記

全てのパーリングピープルへ!35歳からサーフィンにどっぷりハマって得たものをつらつらと綴っています。

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テイクオフの時ボードは水平?ノーズを下げる??問題を解く

サーフィンはテイクオフが全てです。

良い波の完璧な位置からテイクオフが出来るようになれば、

その後のライディングは比較的簡単についてきます。

ボードのポテンシャルが高ければリッピングなどの技も、

テイクオフに比べればずっと楽に、簡単にものになってくると思います。

逆を言えばテイクオフでつまづくとサーフィンが全く楽しくなくなり、

おおよそ早い段階でやめてしまう事が多いです。

今回は初心者が選びがちなファンボードの落とし穴も踏まえて

書いてみたいと思います。

テイクオフ時ボードは水平は間違いではない

僕がサーフィンを始めた4~5年位前からにわかに言われだした

テイクオフ時はボードは水平論。

丁度僕がはじめた頃は水平という人と、ノーズを下げろという人が

分かれていて僕の知り合いのサーフショップの社長は下げろ派でした。

しかし、実際の海で上級者の方のテイクオフをまじかで観察すると、

余程掘れた波でない限りほとんどの方は、ノーズが波から水平近くに

飛び出した状態で板が滑り出す(ホバリング)所から立ち上がっている事に

気が付きました。大会などに出ているトップ選手もほとんどそうでした。

しかし上級者と初心者ではボードの浮力も違えばパドリング力も

全く違うので、このテイクオフは初心者にはまず難しいという事にも

気が付きました。

テイクオフ時にボードは水平にはテイクオフの究極系で

最終目標で、初心者には難しい これが第一の結論です。

 

何故ボードは水平が理想なのか??

下の下手くそな絵を見てください↓

f:id:Freedomman:20180824192402j:plain

これは上級者がやっているボードを水平に保つ理想的なテイクオフです。

この状態にボードが保たれている時はボードは完全に波の

スピードと同調していて、パドルをしなくても

自力で波に乗って走っている状態です。

ボードも水平なので当然立ちやすく恐怖心も少ないです。

ボードの後部が波に刺さっている(沈んだ状態)なので安定感もあります。

一方こちらは初心者で主にファンボードなどの浮力が大きい

ボードに乗っている方の失敗例↓

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f:id:Freedomman:20180824192408j:plain

初心者用の浮力の大きいボードはその大きい浮力のせいで

ボードの後ろが沈みません。例え絵の状態でテイクオフできたとしても、

ボードは波の斜面をすでに滑り始めているのでその後のライディングは

とても不安定でワイプアウトがほとんどだと思います。

そして最悪なのが、ボードの後ろを沈めようとすると

重心が後ろに移動してしまいその結果ボードのノーズが上がり

波に置いて行かれる状態。

これを分からず繰り返しているといつまでたっても

テイクオフが決まらずサーフィンが全く楽しくなくなります。

 

結論から言うとファンボードを使っているうちは上手い人たちが

波を取っている位置では満足にテイクオフはできません。

浮力の大きいファンボードを使って上級者のテイクオフをするのは、

上級者にとってもかなり難しいテイクオフです。

ではどうすればテイクオフが上達していくのでしょうか?

パーリングを恐れない!

浮力の大きいファンボードを使っているうちは

やはりショートボードと同じエリアではなく、

ロングボードと同じエリアで波を追いかけるのが鉄則です。

うねりからボードが滑り出して波が取れるようになればテイクオフの

一連動作がどういうものか、ボードは水平が良いのか

ノーズ下がりが良いのか段々と見えてきます。

 

そのままロングやミッドレングスのみでサーフィンをするのでしたら

それでいいですし、ショートにも乗ってみたい場合は

段々と波待ちのポジションがインサイド寄りのエリアになっていきます。

そして上の写真の失敗例の様なボードの後ろを

波にまくり上げられてひっくり返るパーリングを何度も経験すると思います。

しかし、ここでビビってしまいボードの後ろに

荷重してしまうようになると、最悪の負のスパイラルに陥ります。

先のレベルを目指すのであればここでパーリングを恐れずに

ガンガン突っ込んでいく気持ちが重要になってきます。

ボードの水平を維持しようとすると初心者の場合はほとんどの場合

ノーズが上がって失速するので、思い切って

ボードのノーズを下げる位の意識で、パーリングすれすれの状態を

何度も経験した方がその後のテイクオフが飛躍的に伸びます。

結論は?

結論としてはボードの水平を維持してのテイクオフは

最終目標のテイクオフで、初心者にはまず無理という事です。

ですが、そのテイクオフを目指すのなら初心者のうちはとにかく

パーリングを恐れずボードのノーズを下げる意識を持つ事。

そして自分のボードがどういった波、サーフィンに

向いているモノなのかをしっかりと知ることです。

ファンボードは確かにスープでも十分に立てますし、とっかかりとしては

手の付けやすいものですがそこには上達の妨げになる要素が

とても多く含まれています。

波に置いて行かれることが多い方は

思い切ってノーズを下げてみてください☆

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 テイクオフのコツが他にも知りたい方は

こちらの記事を読んでみてください↓

www.2befreedom.com

 

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