まだ少し気の早い話かもしれませんが、今からじっくりとリサーチしてこの夏に
お子様といつもよりちょっと深い波乗りの探求をしてみてください!
サーフボードの研究と書くととても難しいことを考えてしまうかと思いますが、
切り口の視点が小学生や中学生になる事でわかりやすくなり、今まで見えてこなかったものが見えてくるかもしれません。
是非お子さんと一緒に取り組んでみてはいかがでしょうか!
サーフィンの歴史を紐解いてみる
サーフィンの歴史は古く古代ポリネシア人が漁に出た際船で帰って来るときに波乗って帰る事を思いついたのが始まりとされています。これは西暦で言うと400年くらいの話なのでそこから2018年の現代までサーフィンには脈々とした歴史の流れがあります。時代ごとにサーフィンに求められるものも変われば、使われるサーフボードの素材や形も変化し続けてきました。
そういった部分を掘り起こしていきサーフィンの歴史を辿ってみてはどうでしょう。
サーフボードの機能に迫ってみる
ボトムがどうだのレールが何だのは小中学生の夏休み研究には少しハードルが高いかもしれませんのでもっと単純に なぜサーフボードはあの形なのか? など考え方を簡単にして挑んでみましょう。
もし仮にサーフボードがピンポン玉の様な物で実際波に乗ってみるとどの様になるか?
きっとプカプカと浮いてしまって不安定でとても波の面を滑るようなことは出来ないというのは何となく想像が出来ると思います。
しかし例えばそのピンポン玉がアイスキャンディーの棒だとどうでしょうか。ピンポン玉の様にプカプカとせず波の面へフィットし斜面をスッと降りていくような動きがイメージできると思います。
これつまりはサーフボードで言う浮力の高い板と浮力の少ない板の特性その物です。
こういった簡略化した考え方で実際にお風呂やビニールプールなどでいろいろなタイプの物を浮かべ波に当ててみて実験して見るのも面白いと思います。
浮力にばかりとらわれているビギナーの方にはきっと腑に落ちる発見があると思います。
実際にボードを作ってみる
これは勢いで作るには少し難しい部分があると思うので今のうちに構想を練って
準備しておくのが良いかもしれません。
と言っても現代のボードの様にフォームを削ってラミネートして。。。というのは
一般家庭ではとても出来ない作業ですのでお勧めはアライアの製作です。
細かい作り方はここでは書きませんが昨今僕の周りでもDIYでアライアを作ってみている人がいますので家庭でも製作は可能です。
検索をかけると作り方はたくさん出てくるのでそういった物を参考にお子さんと製作してみるのもとても楽しいと思います!
材料となる物は主に桐の集成材が多いので大きめのホームセンターなどで購入できますしほとんどの道具材料は手に入ります。
道具も拘らなければ中古などでも結構ですので今からネットオークションなどでチェック入れておきましょう笑
調べて考えて体感することでいろいろな物が見えてくる!
僕自身サーフィンを始めてまだそこまで長くないですがとにかく様々な事を調べ考察して実験してきました。まだまだうまくいかない事ばかりです。
しかし、サーフィンには好奇心や探求心、そして冒険心という心胸躍る出来事がたくさん潜んでいます。
これから先の長いサーフィン人生が待っているお子さんと一緒に、この気持ちのほんの少しの部分でも共有出来たらきっとさらに楽しいサーフィンライフになるのではないでしょうか☆