サーフィンとは板の上に乗って波を追いかけ
その波に乗って板で滑るスポーツです。
その板に乗る人間の重さと
板自体に備わっている浮力(リッター数)には密接な関係があります。
ある一定のレベルに達すると、この浮力が上達の妨げに
なったりするケースもあるので、まずは自分の体重に対しての
適正浮力を知っておくと良いと思います。
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定数で導く適正浮力
計算は難しいことなくいたって簡単です。
自分の体重に0.36~0.39をかけて出た値が
大まかな適正浮力の値です。
仮に体重65キロの方でしたら
23~26リッター 辺りが適正浮力となります。
通常仕様は23位で小波用には26というような選び方でしょうか。
ただしこの数字は上級者向けの数字になるので
ビギナーの方になればなるほど数字は大きく浮力が高い物が最適とされます。
中級者の方でしたら30リッター前後、
ビギナーの方はそれ以上が適正になって来ると思います。
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浮力が高ければテイクオフは速いのか??
テイクオフはサーフィン初心者から脱出する最初のステップであり
突き詰めていくと、結局最高のテイクオフが
その後のライディングにもつながるという事に気が付きだします。
テイクオフを早くしたいという人がよく浮力を高くしたいという事を
言っていますが、浮力が高ければテイクオフが早いのは
小波までの話でそれ以上の波や掘れた波になると
その浮力は邪魔になってきます。
ビギナーの方が小波で数多く波を取る練習には最適と言えますが
レベルアップを目指すなら浮力は徐々に落としていく必要があります。
もし同じ浮力でテイクオフを早くしたいのでしたら
リッター数を増やすのではなくボードの長さを長くするのが得策です。
板が長い方が波に押されている時間が長いので
ボードを加速させる時間を取れるというわけです。
浮力の高い板はピンポン玉の様なものです。
では同じ浮力だけど細く長い形状に変更されたそのピンポン玉とでは、
どちらがよりサーフボードに必要とされる動きがしやすいか??
想像するとなんとなくイメージできるかと思います。
テイクオフのコツなどはこちらの記事を参考にしてみてくださいね↓
スペースが許される方は是非養成マシンをDIYしてみてください↓
ビックリするほど効果あります!
浮力が要らないなと思い始めたらビギナー脱出し始めてます!
これは僕の実体験ですが、サーフィン始めた当初は7ft前後の
いわゆるファンボードというものに乗っていました。
良い波の日、つまりサイズアップした日に全くアウトに出られず
悔しい思いをした事が何度もありました。
アウトでは良い波が割れてるのにアウトに出られないなんて
俺もまだまだなんだな。。。なんて思っていたんですが、また
あるサイズアップした日にアウトへ向かうサーファー達を観察していると
気が付きました。
板が短い!そして薄い!
そうなんです、ピンポン玉ではサイズアップした日に
アウトに出られないんです。
ドルフィンも相当きつく(しかも下手)おまけにセットのタイミングを
外すのもわかっていなかったので当然ですよね。
もし出たとしてもその時点で相当体力も消耗して
波を取るどころではないでしょう。
また浮力の高いピンポン玉ボードでサイズのある波に
板をセットするのは非常に難しいです。
イメージしてみてください、プッカプカに水に浮かぶピンポン玉に
波がヒットする瞬間を。。。
とても安定しているとは言えないと思います。
このことに気づいてからは良いペースでサーフィンが
楽しく上達していった様に思います。
また自分がやりたいサーフィンのスタイルが見えてくるようになり
波も選び板も数本持つようになりました。
本当に自分にぴったりのボードはサーフィンの上達を助けてくれ
今よりももっともっと楽しい物にしてくれます。
今一度自分のボードを見直してファンサーフィンを追求してみましょう☆
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ロングとショートを両方やるのもとても良い練習になるので
興味ある方はこちらの記事もチェックしてみてください↓