サーフィンときどき徒然日記

全てのパーリングピープルへ!35歳からサーフィンにどっぷりハマって得たものをつらつらと綴っています。

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【サーフィンの夏】湘南の夏にやって来る台風スウェルを知る!

先日の台風5号に続き6号が現在本州へと近づきつつありますね。

天気図を見ると17日には沖縄通過後に温帯低気圧になってしまいそうですが

少しでもうねりが届く事を期待しています。

湘南の夏のサーフィンは台風無くしては始まりません。

湘南の夏における波と風のことを少しだけ書いておこうと思います。

木に固定して、地面から浮く、世界で1番ユニークなテント!

湘南にグランドスエルが入る台風の位置とは?

僕はサーフィンを始めてからほとんどを湘南のポイントで入っていて、

春夏秋冬関係無くオールシーズンサーフィンをしています。

年間通して湘南の波がサイズアップするのは夏です。

これはやはり台風がやってくるのが最大の理由で、

8月から9月くらいまでがピークでしょうか。

ただ湘南の波が上がるにはどこにでも台風がいれば良いけではなく、

やはりベストな位置とルートがあります。

f:id:Freedomman:20180615221310j:plain

絵心のない絵で申し訳ないです。。

グッドの位置が湘南に良いスウェルをもたらす位置で大体沖縄の

北東の沖合です。湘南の真南の位置にあってもいいのですが

サイズが上がりすぎたり、セットが乱れやすいので

綺麗な波にはなりにくいです。

一方沖縄北東沖に発達した台風がいる場合は、その台風がもたらす

うねりが南海上を進むにつれて均一で綺麗なうねりに

整えられて、湘南エリアのある相模湾の奥に届く頃には

美しいセットになります。

何故遠い位置にある方がうねりが届くのか?

上の下手くそな絵を見ると気づかれると思いますが、

台風の位置としてはバッドの方がエリアに近く、一見サイズアップは

こちらの方が望めるのではと思われるかもしれませんが

実際はそうならない事が多いです。

諸説いろいろあるのですがひとつには黒潮の影響があると言われています。

絵の左下から右上への矢印、これは黒潮の流れです。

バッドの位置の台風からやって来るうねりはこの黒潮

横断する形で湘南エリアまで

到達することになるので、黒潮に勢力を削がれ実際は

そこまでサイズアップしません。一方のグッドの位置は

黒潮にうねりが乗る形になるのでグランドスウェルの勢力は保たれつつ

かつ整えられて届くというわけです。

波が波に乗っかってやって来るとは何とも面白いですよね笑

湘南でサイズアップするのは西からのうねりと言われるのは

これに起因していると思います。

そう思うと湘南のエリアで本当に綺麗なセットが入るのは

奇跡みたいな物なんですね。

波を大事にしなければです!

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 台風が無いと。。。

夏の湘南は台風が無いと最悪です笑

夏は高気圧に覆われている事が多いエリアですし

風が吹くにしても南からの微風。

早朝もフラットの日が多く、何も知らずにせっせと通っていた僕は

何度も あら?? という日を経験しました笑

しかも夏の時期はサーマルウインドと呼ばれる熱上昇風が吹くので

夏の午後は風でチョッピーコンディションになる場合が多々あります。

熱上昇風とは陸上と海上の温度差で起きる風の事で、

夏場の夜は陸で冷えた空気が海に向かって流れオフショアになり

逆に日中は陸上で暖められた空気が上昇気流となり、冷えた海上

空気を引っ張りオンショアとなります。

夏はこの温度差が激しいので時に小型低気圧波の突風が吹くこともあります。

この風の切り替わるタイミングと潮の満ち引きを照らし合わせて

波を当てに行くのもまたサーフィンの楽しさかもしれません。

今夏は一体どのくらいの数台風がグランドスウェルを届けてくれるのか

今からとても楽しみですね☆

あとリーシュコードのチェックは念入りにしといて下さいね!

 

 伝説のビッグウェーブコンテスト稲村クラシックが

ウェイティングされるのも夏から秋口にかけてです。

興味ある方はこちらの記事も読んでみてくださいね!↓

www.2befreedom.com

 

 

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