サーフィンを始めて割と早くボードの構造などに興味を持ち始めたのですが、
色々調べているうちに1940年代から50年代にかけてサーフボードは
木製のものが主流だったという事を知ってしまい
どうしても作ってみたくなってしまいました。
一応職人系の仕事を生業としているので手先はそこそこ器用ではありますが、
どこにでもある道具と材料あとは創意工夫、というコンセプトで作り始めたのが
今から1年半前。。。今年こそ完成させると今急ピッチで進めています。
細かいことは気にせず!
サーフボードってシンプルに見えて細部は実に細かいディテールの
組み合わせから出来ています。木製のボードでそのディテールを作り上げるのは
物凄く難しいので細かいことは気にせずにとにかくボードの形になる事を
第一に目指して製作しています。
知り合いのサーフショップの店長曰く
板っ切れでも何となく波乗れるからボードの形していれば
たぶん思った以上に波乗れるよ という心強い言葉をいただいたので
それを信じて今こんな感じです↓
これはレール部分の木を接着している所です。
ウッドサーフボードは主に3パターンの製作の仕方がありますが、
僕は初めてにして一番難しいホロー構造で製作しています(してしまいました)。
詳しい作り方などはまた別の記事に書きたいと思いますが、次作るなら
この作り方はちょっと考えちゃいます笑 すごく難しいし大変です。
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道具も材料も全てホームセンターでGET
この写真のボードは全て近所のホームセンターで材料道具を調達しています。
結構大きいホームセンターなのでいろいろ売っていますが基本的に
手に入りにくいような物は一切使っていません。
道具はのこぎり、カッター、カンナ、など一般的な大工道具のみ。
材料に至っては本当はカヌーの製作に使うような専用のストリプ材というのを
使いたかったんですが値段も高価で送料も高いので却下。
初めてなので今回の物は部屋の内装などに使うモールディング材を使っています。
安くて良いのですが思った以上に重くなります。。
仕上げにラミネートすると樹脂の重さでさらに重くなるかもしれないので
もしかしたら仕上げはニスのみで仕上げるかもしれません。
製作の経過もまた記事にしようと思っていますのでご参考になれば幸いです。
ちょっとこの製作方法は難易度高いですがお子様の
夏休みの宿題にもどうでしょう↓ もっと簡単な作り方もあります。
波乗りを心から楽しむために作る!
既製品やシェーパーさんにオーダーして作った板でサーフィンするのも確かに
良いですが、自分で試行錯誤して作った板で波に乗れたらそれはもう
究極のストークだと思いませんか??笑
僕はそれを体験したくてこの1年半少しずつ作業を進めながらサーフィンの
練習もしてきました。
ボードの性能から考えてパフォーマンス系の物ではないのは明らかなので、
優しいメローな波でクルーズするような、そんなイメージでいます。
が、実際そういう波でクルーズするのがビギナー~中級者には
結構ハードルが高いですよね笑
練習と研究の成果がこの夏、究極のストークに結び付けば最高なんですが!
注)ちなみにウッドボードはモノによっては
1日くらいでできてしまうものもあります。。。僕は時間かかりすぎですね笑
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