めっきり冷え込んできて海に入る時に夏とは
違った気合がいるこの頃です。
でも、冬は人が減って水も綺麗になるのでコンスタントに
練習ができる良いシーズンです。夏のように台風も来ないので、
練習には適したサイズの波が多いのも練習には向いています。
波が優しいこの時期に弱点を意識して海に入ると、きっと夏までには
ワンランク上のサーフィンが出来ると思います。
尻もちワイプアウトは要注意!
海に足繁く通っていると段々と顔見知りになるサーファーは多いです。
あ、あの人またいるなってケースはよくある事です。
先日もそんな事があったんですがその人は去年の春くらいから
よく見かけていましたがいまだにあまりレベルアップはしていない様でした。
その原因の1つが尻もちワイプアウトが多い事。
軽くボトムターンが出来て何とか波を横に走ることが出来ても、軽く
レールを切り替えて板を逆へ走らせるときに必ずと言っていいほど
尻もち状態でワイプアウトしていました。
目の前で波が崩れてスープになってしまっても板が切り返せず、スープに突っ込んで
終わりか尻もちワイプアウトです。
この現象実は気づかないと絶対に治らない症状です。特に一人で海によく行く方は
指摘される事もないのできちんと研究しないといつまでたっても同じ失敗で終わります。ある一つの事を気を付けるだけで劇的にこのワイプアウトは減って
サーフィンがもっと楽しくなります。
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足首をしっかり曲げる。
尻もちワイプアウトを防ぐには足首をしっかり曲げる。これを意識するだけ。
特に後ろ足の足首が重要です。
まずこのイラストを見てください。
尻もちワイプアウター(造語)はこんな姿勢になっています。
サーファーを後ろから見ている絵ですが、板の真ん中に立った状態で
足首がしっかり曲がっていないとイラストのように中心から外れた位置に
荷重する事になりレールが急激に引っかかるか自分の身体を支えきれず
腰砕けの状態で尻もちワイプアウトします。
尻もちワイプアウトをしないための姿勢はこれです。
足首をしっかり曲げて丁度尾てい骨をストリンガーへまっすぐ落とすイメージ。
特に後ろ足の曲げをしっかり意識するとそれだけで後ろ荷重がしっかりかかり、
ボードを振りやすくなります。
レギュラーサイドでもバックサイドでも基本的にこの意識は変わりません。
ターンしたい方向への先行は目線と上半身で主に行うので、下半身で
板を 曲げよう という意識はしないです。
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足首の曲げを意識するには?
かくいう僕も実はこの症状が全然抜けずに苦労したんですが、ある時
レギュラー側からバックサイドへ移行する時に無意識に後ろの手で
板のレール付近をグラブした事がありその時初めてこの姿勢の事に
気が付きました。
なので尻もちワイプアウターの方はいつもならコケている瞬間に
後ろの手でレールを掴みにいってみてください。
掴めない場合は足首が伸び切っているか太ももの筋力不足などの
原因が見えてくると思います。
またこの動きを意識してスクワットをするのも良いイメトレになると思います。
この動きに合わせて上半身が動くことでサーフィンのターンは
成り立っているので次回は上半身の動きについて
書いてみたいと思います☆
テイクオフにまだ手こずっている方は
こちらの記事をチェックしてみてください!