サーフィンはやればやる程に、とにかくパドリングの重要性に
気づかされると思います。
良い波になればなるほど初心者にとってはパドリング力の無さに
痛感してしまうかもしれません。
パドリング 力(りょく) と字にしてしまうとパドリングに対しての
筋力が足りないんだと錯覚してしまいますが、パドリングは単純に
力だけではありません。
水をかくための効率の良いフォーム、そしてリズムも大切です。
今回は誰にでもすぐにできる加速するパドリングについて書いてみます。
ゼロ発進をいかに楽に動くか
ちょっとわかりにくいかもしれないので、サーフィンでなく
他の乗り物で考えてみます。
自動車やバイクが停止状態から動き出す時、ギアは何速でしょう??
動き出す時は必ず1速で発信すると思います。
自転車でも同じく止まった状態から動き出す時は軽いギアを選択して
動き始めると思います。
停止状態から発信する時は重たい車体を動かし始めるために、備わっているギアの
なかで一番パワーの出る1速のギアを選択するわけです。
これは自らがエンジンになっているサーフィンでも同じことが言えます。
自分のパドリングに1速、2速、3速とギアを付けたと思ってください。
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漕ぎ始めは小さく漕ぐ!
では実際にサーフィンでのパドルはどうなるかというと、
下の絵の様な感じになります。
毎度毎度下手でほんとごめんなさい。。。
サーファーを上から見た図でバッテンが腕の動く範囲、つまり水をかける位置です。
この範囲の中で一番腕に力が入りかつたくさんの水を捕まえられる範囲は?と
考えると全体の範囲の中でより肩のラインに近い内側の範囲となると思います。
つまりこの範囲が車バイクのギアでいうところの1速、2速になります。
漕ぐ範囲がより広がると3速となるわけです。
波待ち状態から波を追いかけだす最初のパドリングではこの1速、2速エリアを
しっかりかきます。
いきなりボードの前方に手を伸ばして漕ぎだすとボードの重さをもろに受けるので
なかなか加速してくれません。それよりも軽く手前側を漕ぎだして、ボードが
動き始めてから広範囲を漕ぎだすと板がスムーズに加速します。
初心者のうちはとにかく頑張って漕ごうとするので、無駄な場所も一生懸命に
漕いでしまい体力がなくなるか波に置いて行かれて悔しい思いをするケースが
とても多いと思います。
この漕ぎ方を意識すると多少パドリングのフォームが悪くても、動き出しが
速くなるので効果をすぐに実感できると思います。
上手い人をチェック
この動画見てください
GoPro Surfing Mavericks with Bianca Valenti, Oct 2014 - Surf Channel
こちらは動画が細切れで分かりにくいかもしれませんが1分20秒位からの
パドルの仕方を見てください。
最初は比較的狭い範囲を漕いで徐々にギアを上げて広い範囲を
マックスパワーで漕いでいるのが分かると思います。
最大限加速するために頭もボードに近づけてますね。
ボードの長さや性能、波の質にもよりますが初心者の方は
この漕ぎ方を意識するといつもよりも取れる波の数が
変わるかもしれませんので是非試してみてください☆
テイクオフに苦手意識がある方は
こちらの記事も読んでみてください!
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